About Book
03年から06年にかけての夥しい量のショットから収斂される都市の写真郡。
象徴的な対象はほとんどない、それでも確実に確かな輪郭をなして捕らえられ、写し出されている。
写真集「TOKYO,UNTITLED.」刊行より3年、展示「路上、その他の映像について」「映像より遠く離れて」、そしてphotography magazine 81lab.を経て、横山隆平の待望の写真集。
「本当は何もないのに、何かを面白がってみせるのはつまらない。ただひたすらに直球勝負で、都市の闇を切り裂いていく。森山大道に似ていようがいまいが、知ったことではない。」
―大田通貫(蒼穹舎)
「瞬間と同じように彼の写真には“例えば”が存在しない。」―平田拓郎(作家)
「闇夜をさまよう光を採集、まばゆいそれがカタチになってゆく。」―中川裕司(Photography Magazine 81LAB.主宰)
Artist Information
横山隆平 | Ryuhei Yokoyama || オフィシャルサイト ||
1979年大阪府生まれ。現在、東京都在住。
モノクロフィルムによる都市写真を中心に作品を展開。
2003年写真集「TOKYO,UNTITLED.」出版。2006年Photography Magazine
81LAB.立ち上げに参加、写真集「酔っぱらったピアノ弾きのようなやりかたでシャッターを押せ」出版。青山ブックセンター本店、自由が丘店において同名写真展開催。「路上、その他の映像について」 Library lounge THESE
東京、「29℃ 12分 焦げたフィルムの果てに」81LAB. GALLERY
大阪、「都市と物ども 反復/更改」gallery Main 京都など個展にて作品発表。また、大阪成蹊大学
芸術学部主催によるファナティック・モノクローム| アートに見るモノクローム表現世界の現在
|、京都市美術館 別館 Kyoto Current展 Vol.04、KYOTO GRAPHIE+"galleryMain
+ GALLERY 9 kyoto" archives展など、グループ展、企画展に出品を多数行っている。
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